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【戦略プロフェッショナル】三枝匡:シェア逆転の企業変革ドラマ。良いセグメンテーションとは!?

物語の後半は、より具体的な製品の価格戦略・セグメント設定・目標に対する営業の進捗管理についてストーリー仕立てで書かれている。良いセグメンテーションとは、従来の常識を破るもの・創造性が必要である。また、恣意的で捨てる部分を決めることでもある。

【道化師の蝶】円城塔:着想はどこから来てどこに行くのか?

本作では、蝶と蝶を捕まえるための虫取り網が登場する。蝶は着想(アイデア)の比喩であり、虫取り網はアイデアを捕まえる行為を指している。網は文字であり、着想を捕まえるということは、言語化するということでもある。本作では、言語化を着想の対極と位置付けているように思われる。

【破局】遠野 遥:感情を自己防衛的に規範でコーティングするゾンビ化した人間

何か辛いことや悲しいことがあったとしても、社会規範という基準ですぐにコーティングして、何も解決していないのに、あたかも解決したかのように処理して次に進んでいくゾンビ思考である。自分の感情が見つめるのが怖いのかもしれない。

【ストーリーとしての競争戦略】楠木 建:優れた戦略の条件とは!?

競争戦略をストーリーとして展開する重要性が説かれている。戦略の要素を単独で考えるだけではなく、それらがどのように連動し、全体としてどのように動くのかを理解することが必要。サウスウェスト空港は、ハブ・アンド・スポーク方式ではなく、地方空港を直行便で結ぶ戦略を採用し、競争優位性を獲得した。

【コンビニ人間】村田沙耶香:五感と無機質な表現が面白い

最初の一文が「コンビニエンスストアは、音で満ちている。」と聴覚から始まっているが、本作品を通じて、コンビニの無機質さと、聴覚をはじめとした五感の表現が多用されており、読んでいてコンビニがワクワクする場所だと想起させてくれる感じがした。

【テクノ・リバタリアン】橘玲:世界を変える唯一の思想。3つの政治思想と功利主義

リベラリズムとコミュニタリアリズムは、自由そのものを否定しているのではなく、自由だけではダメで、若干の修正(平等や伝統も大事)を加えているのであり、その点で、リベラリズムも小ミュニタリアリズムもリバタリアニズムを否定するのは困難と説いている。
本・考察

【戦略プロフェッショナル】三枝匡:シェア逆転の企業変革ドラマ。戦略と戦術の違いとは!?

会社やサービスの現状と課題を「マクロな市場環境の視点も含めて客観的に」認識し、限られた人的リソースの中でベンチャーが勝つべき戦略をどのように立て、実行すべきかの一連を描いている。「絞り」と「集中」で、どんな小さいセグメント市場でも良いのでルート1を狙ってNo.1になること。
子育て

【中学受験】中受関連の小説を一通り読んでみた結果

親がはまりがちな中学受験沼トラップ。1)自分が勉強してこなかったので、子供の受験で取り戻そうとする。2)塾のクラスや持ち偏差値に必要以上にこだわる。3)中学受験を、コスパ・タイパで考えてしまう。ここまでお金と時間をかけたら後には退けない。4)自分が優秀なので、子供もできると思い込む

【地球星人】村田沙耶香:この世は人間を作る工場。働く道具と生殖器

ここでいう普通とは、「働いて生産性を高めること、子孫繁栄のために子供を産むこと」の2つにより焦点を当てているように思う。両親の影響は大きく、子供への期待や両親が思う当たり前の価値観の刷り込みを、村田さんは子供ながらに認識していて、それに対する自分の違和感を小説に投影しているのだろう。

【サーキット・スイッチャー】安野貴博著。完全自動運転が実現した未来の功罪

7月7日に行われる東京都知事選に立候補中の安野貴博さん著の、第9回ハヤカワSFコンテストで優秀賞を受賞したSF小説。臨場感あふれる自動運転の未来と、テクノロジーを駆使した劇場型犯行のスリリングさ、現システムの陥穽をついた鮮やかさと魅力あふれる作品になっている。
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