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【VIO脱毛】麻酔なし。油断は禁物

ゴリラクリニック
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これ、本当に全部剃れるの???

夜中0時

明日のVIO脱毛に向けて、一人風呂場でエチケット部位のシェービングを前にして途方に暮れている。


少し生々しい話になってしまうが、今までと違い、形状が凸凹していて、かつ、弾力性がある部位なので、どのようにシェービングしたら良いのか難しい。

最初は悪戦苦闘して、シェービングだと毛が長すぎて拉致があかないと思い、まずはハサミで短くすることに作戦変更。
いい感じで切っていたら

「いっったーーーーい(涙」
陰嚢を傷つけてしまい、涙目。その後は、シェービングに変更。

試行錯誤が続く。なにせ、今までヒゲ以外でシェービングをしたことがない。


このように引っ張って平らにしたら、おお!剃れるではないか。とハックできたことに感動し、それでも45分くらいかかったが、シェービングを無事終えた。

こんなに毛が多かったのかとビックリすると同時に、ツルツルになって変な感じがする。

ちなみに、ゴリラクリニックのVIO脱毛のページを見ると

強気な姿勢にジワるwってか、棒ってw。もっといい表現あったでしょ。

就寝

(当日)
電車で千葉院まで向かう。

男性のVIO脱毛は、ゴリラクリニックでは男性看護師が行うため、予約が取りづらいとのこと。前回、渋谷院で下半身の脱毛をした際に、帰りの予約で

「都内ですと、エチケット部位は早くて10月中旬ですかね。先まで埋まっていまして、、千葉ならすぐ案内できます。」
男性看護師が少ないとはいえ、そんなにVIO脱毛している男性がいるという事実に驚く。


また、前回、全身脱毛初回体験期を書いた際に、知り合いから

もうゴリラ6周目でエチケットを残すだけになりました。エチケットだけは毎回憂鬱です。笑気もおまじない的な感じで基本正気だし、、、
でも6回じゃ終わらなさそうです( ; ; )

とのコメントをいただき、「笑気は正気」に爆笑するとともに、エチケット部位の脱毛の痛さを勝手に想像して、憂鬱な気分が募る。



(千葉院到着)
千葉院は新規オープンしてばかりか、私の他に1名いるのみ。ほどなくして呼ばれて施術室へ。

今回は男性看護師。

「今回はエチケット部位ですね。今までの脱毛はいかがでしたか?」
「痛みに弱いのか、死ぬかと思いました。笑気もあまり効いていない感じでした。」
「笑気は効果に個人差ありますので、それは大変でしたね。。

エチケット部位ですが、他の部位よりも毛が濃いのと、皮膚が敏感なので、今までよりは痛いと思います。今日が踏ん張りどころですね。」

「(やはり、そうなのか・・・)
ちなみに、、、ヒゲと比べてどちらが痛いですか?」

「個人差がありますが、私はエチケットの方が痛かったです。」
「そうですか、、、(憂鬱。嘘でもヒゲと言って欲しかったよ」

(そういえば、施術の男性看護師の方、全身ツルツルだな)
「お兄さんは、全身脱毛されてるのですか?」
「そうですね。私もしています(にっこり)」
「そうなんですね。ゴリラクリニックの男性看護師は、全員しているのですか?」
「そうですね。全員どこかしらの部位は脱毛していると思います。」
「なるほど。皆さん、ゴリラクリニックでやるのですか?」
「そうですね。スタッフ同士で、レーザー照射しあったりします。患者さんにレーザーを当てる以上、自分達でも患者さんの気持ちを分からないといけないですし。天職ですね。」

素晴らしい心意気である。顧客の気持ちをまず理解。サービスの原則。
レーザー脱毛が天職とは、いいですね。

「ちなみに、スタッフがやる場合は、ヤグレーザーといって、照射レベルの強いのでやったりします」

「(汗汗汗)わ、わたし、確か、今回メディオスターでしたよね?」
「そうですね。お客様もどちらか選ぶことができますので、都度変更もできますよ。」
「(変更するわけあるかーーい!)メディオスターでお願いします!!!」


「はい。それでは、ズボンとパンツを脱いでいただいて、こちらの下半身のローブを着てください。」

下半身脱毛の時は、うっすい紙パンツで、それはそれで恥ずかしかったが、今回は服は全部脱ぐので、これもまた恥ずかしい。


「それでは、まずは、Vラインのへそ下からですね。始めていきます。」

(あれれ???お兄さーん、笑気麻酔しないんですか?ジェルしか塗ってないけど、もしかして表面麻酔もなしですか??始めちゃうんですかーーー?
ほ・ん・と・う・に、このまま始めちゃうんですかーーー?

これは、阿鼻叫喚フラグじゃないの?)

緊張みなぎる。。

ブチッブチブチッ!!
(うん、痛いね。脇くらいの痛さだね。。うっ!真ん中痛い、痛いよーー)
やはり、恥骨付近は毛が密集しているので、激痛が走る。

横に滑らせながら5往復くらいしていくので
(左)痛い→(真ん中)死ぬー→(右)痛い 
を繰り返す感じ。

「どうですか?いい感じで耐えられていますよ。あと、2回いきますね。」

痛いけど、まだ耐えられるレベルか。脇、アゴ、下半身とやってきて、感覚が麻痺してきているのかもしれない。


「はい、おつかれでした。へそ下終わりです。次はVラインの股の方ですね。あぐらをかくように、仰向けのまま足を広げてください」

(え、これ、足に力入らない体勢じゃん。大丈夫?
おお、始まった。これは意外と耐えられるぞ。。あ、でも、縦攻撃は痛いね。脇並みだね。。)
股間から、そけい部に沿って、上前腸骨棘まで、斜め上に滑らせていく縦攻撃に激痛が走る。1攻撃が長い。


「はい、お疲れ様でした。次、Iラインですね。一番痛いVラインを乗り越えたので、おそらくそれよりは大丈夫だと思います。」

(え、本当?VIOの中で、Iラインは悶絶するレベルの桁違いの痛さだと身構えているのだけど。だって、皮膚めっちゃ弱いし、男性器の根本から中腹までって、考えただけで恐ろしい)
「え、本当ですか?一番痛いと思っていたのですが」

「実は、他の部位と違って、お色味があるので、照射レベルも高くできないのですよね。なので、Vラインほどは痛くないと思いますよ。」

(お兄さん、経験者ですものね。その言葉、信じますよ!信じていいんですね??)

「では始めていきます。」

Iラインを下から上に、レーザーが走る。

(おお、お兄さんが言っていた通りだ。Vラインよりは痛くないぞ。これは、ゴール見えたか。)
と、Iラインが7割ほど終わって、安心したのも束の間

「うぉーーーーっ!!」

激痛が走り、思わず雄叫びを上げて、施術台でのけぞってしまった。
ピンポイントで、ヒゲ並み、いや、それ以上の激痛が走る。

「今のは、痛かったですね。ちょっと休憩しましょうか。」

「ふぅ、、ふぅ、、ふぅ、、

・・・

・・・


はい、残りお願いします。」

恐怖で体が縮み上がるとはこのこと。そのあとは、蛇に睨まれたカエルのように、いつ同じ痛みが来るのか怯えながらやり過ごす。

1回だけ同じくらいの痛みがピンポイントで走るも、なんとか耐えて、Iライン終了。油断大敵。


「お疲れ様でした。最後にOラインになりますので、うつ伏せになってください。」

目隠しのままうつ伏せになる。終わりは近い。

「Oライン、剃りづらかったですか?」
「(え、全部剃ったつもりだったけど、、)あれ、もしかしたら剃れていないですか?」
「そうですね。長い毛のまま残っていますね。難しいと思いますが、鏡を駆使して、ありえない体勢になりながらでも良いので、できるだけ剃ってきてくださいね。」
「はい、すみません。次回から気をつけます。」

すみませんでした。次からは、鏡2つ使ってあり得ない体勢でシェービングしてきます。

「お客様の毛質的に、Oラインはそれほど痛くないのではと思います。それでは始めますね。」

(こっちは、お兄さんの言葉だけが頼りだよ。
おお、Oは全然痛くないな。今までで一番痛くないかも。)

肛門にジェルを塗られる経験がないので、前から後ろにレーザーが通過すると、痛いというより、レーザーの熱さを感じるという変な感覚である。

そうして、およそ40分程度の格闘が、ようやく幕を閉じた。


総合評価
「ヒゲ(鼻下)>ヒゲ(顎下)>>エチケット≒脇≒下半身>お腹>>>Oライン」


想像していたよりは、私はVIO脱毛、痛くなくて良かった。

とりあえず、これで全部位、1周目コンプリート。どの部位がどの程度の痛みかを、次回からは前もって把握できるので、少しは心の余裕を持って臨めそう。


トイレで小をする時に、手をやると

「あれ?なんかいつもと、感覚違う。あ、ツルツルだ。」

脱毛効果を実感した。

fin

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