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【育児】夜泣きに「液体ミルク+ミルクウォーマー」の組み合わせが効果的だった話

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はじめに

赤ちゃんが生まれたばかりの時、生後半年ぐらいまでは、夜泣きにどう対応するかは、死活問題と言っても過言ではない。

さて、今回は赤ちゃんが夜泣きし始めた時にいかに早くミルクを飲ませるかについて、「液体ミルク+ミルクウォーマー」の組み合わせが良かったので記載しておく。

前提:同寝室で他の子も寝ている

赤ちゃんが夜泣きをし始めた時、生後何ヶ月かにもよるか、基本的には下記の理由であることが多い。

  • ミルク:7割
  • うんちでオムツ替え:2割
  • 抱っこ:1割

というわけで、ミルクをいかに早く飲み始ませるかは赤ちゃんが泣き止むのに重要である。

家に限って言うと、現在、6歳・2歳・0ヶ月の3人がいて、全員寝床で床に川の字で寝ている。そして、赤ちゃんの夜泣きに関しては親は日替わり交代制である。

なので、赤ちゃんの夜泣き当番日の親がベビーベッドの隣で寝て、赤ちゃんが泣き始めたらミルクを作って与えるという流れ。

他に子供が同じ寝室寝ていない場合には、泣き始めてからミルクを作って2,3分ぐらいしてから与えるでも良いのだが、同寝室で寝ていて他の子供か起き始めるとカオスになってくるので、ミルクを提供するまでの時間を時短したいというニーズがあった。

今までやっていた方法:粉ミルク+お湯+水

今までやっていた方法は、下記

  • ケトルで水を80度に沸かす(70℃以上にする必要がある。粉ミルクに存在する微量の細菌、特にサカザキ菌を死滅させるには70℃以上が必要なため)。
  • 哺乳瓶に粉ミルクを入れる。
  • 哺乳瓶に80°cのお湯を全量の1/3から半分くらい入れて、まず、粉ミルクを溶かす。
  • その後常温水を入れる。
  • 温度が暑すぎた場合には粉ミルクの容器に水をかけて冷やす。

この場合、ケトルで水を80°cに沸かすのに長いと1分ぐらいかかり、かつ、常温水を入れた後の温度の調整が意外と難しく、80°cのお湯を入れすぎた場合にはもちろん哺乳瓶が熱くなっているので水をかけて冷やす必要があり、場合によっては1〜2分ぐらいかかることがある。

たまに眠すぎて、寝ぼけまなこで水で哺乳瓶を冷やしていたら哺乳瓶が冷えすぎて、赤ちゃんの飲みが悪くなったということもあった。

というわけで、合計でだいたい2〜3分ぐらいかかる。そしてその間に赤ちゃんの夜泣きはどんどん大きくなる。

ミルクの作り置きは?

この対策として、粉ミルクでミルクを作り置きしておくという方法が考えられるか、基本的に赤ちゃんのミルクの作り置きは望ましくないとされていて衛生上、粉ミルクを作って2時間以内に赤ちゃんが飲まない場合には捨てることが推奨されている。

2007年と少し古いが、WHOから「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」が発表されており、そこに詳細が記載されている。

この2時間という時間が意外と絶妙で、2時間おきに夜泣きをすることもあれば、3時間4時間ということもあるので、この方法は不確実性が高い。

ちなみに赤ちゃんのミルクを作り置きする場合には、作り終わったらすぐに流水や冷水で冷まし(温度が高いとミルクの衛生を保持できなくなるため)、5℃以下で保存し、温める際には電子レンジを使用してはいけない。

結局、湯せんして温める必要があるので、仮に作り置きしたとしてもミルクを提供するまでの時間差はそんなに変わらないだろう。

液体ミルク+ミルクウォーマーに切り替えたところ

というわけでだいぶ前置きが長くなったか、液体ミルク+ミルクウォーマーにトライすることにした。

購入したのは、ほほえみの液体ミルクと、LARUTANというミルクウォーマー

まず液体ミルクについては、粉ミルクと液体ミルクで栄養成分が変わることはない。

またミルクを缶に詰めた状態で滅菌しているので、乳幼児にとって危険なサカザキ菌(新生児及び生後2ヶ月未満の乳児で最もリスクが高い)が存在しない。開封しないかぎり、滅菌された状態を保つことができるので長期保存が可能(約1年)。開封後は2時間以内に与える必要がある。

また、LARUTANのミルクウォーマーは、モバイルバッテリー付きで、USB ケーブルで充電することができる。なので昼間の間にUSB ケーブルで 満充電にしておく。

うちの場合は、現在は3時間おきに夜10時・夜中1時・夜中4時・朝7時という大体のミルク時間で、夜中の1時と夜中の4時の2回を液体ミルク+ミルクウォーマーに切り替えた。

あらかじめ寝室に、ミルクウォーマーと夜用の液体ミルクを2本持っていく。

夜10時にミルクを与えた後に、ミルクウォーマーに液体ミルクをセットして、42度に設定して事前に温めておく。そして、夜中1時ぐらいに赤ちゃんが泣き始めたら、ミルクウォーマーから液体ミルクを取り出して、下図のようにアタッチメントと哺乳瓶の口をつけて赤ちゃんにミルクを飲ませる。

そして、ミルクウォーマーには次の時間帯(夜中4時)の液体ミルクをミルクを前にセットしておく。

このようにすることで、

  • 夜泣きし始めてからミルクを与えるまでの時間が15秒ぐらいに短縮されたので、他の子供達が起きてしまう心配がなくなった
  • ミルクを作るために寝室から台所まで毎回移動する必要がなくなった

というメリットが生まれた。

唯一欠点を上げるとすれば、透明の哺乳瓶と違って、缶ミルクで不透明な容器なのでどのくらい赤ちゃんがミルクを飲んでいるかが視覚的に分かりづらいというくらい。手にかかる重さで、を把握する必要がある(が、これはさして問題ではない)

夜間いかに自分の睡眠の質を確保できるかで、できること

あと、死活問題になるのは、3時間おきでぶつ切りになる睡眠時間の中でもいかにして睡眠を確保できるようにするかということ。翌日の仕事のパフォーマンスに直結してくる。こちらも色々と試行錯誤して、現時点での最適解を備忘録として記載しておく。

1にも2にも『携帯を絶対に寝室に持ち込まない』こと。
これは、赤ちゃんや子供がいるいないに限らないが、寝室で携帯を見て良いことは1つもない。ミルクを与えている時間は赤ちゃんの 飲みっぷりにもよるが、大体15分から30分ぐらいかかる。その間に目が冴えてきてしまって、自分が寝れなくなってしまうと言うこともあるだろう。

ただその時に、携帯を見始めてしまうと、ディスプレイが光っているので、 ますます寝付けなくなるという 悪循環に陥ってしまう。携帯を見ないようにと思って、もう寝室に置いてあるだけで、どうしても手に乗ってしまうこともあるので、そもそも携帯を寝室に持ち込まないようにしたところ、睡眠の質が改善した。

他には、下記。

  • 「ミルク→縦抱きでゲップだし→オムツ替え→ギャザー反転」の順番に行う。ミルク飲んでいる際にうんちした場合でも最後のオムツ替えで回収できる。
  • できるだけ必要最小限の明かりで、上記一連の流れを行う。明るい中で15-30分くらい夜泣きのミルクを行っていると、それだけで自分が目が冴えてしまって、その後寝付きにくくなる。
  • ミルクを飲ませる時は、首が座らないうちは首を親指と人差し指で支える。前腕に乗せたままだと、赤ちゃんが微妙に動くことがあるのでその時に哺乳瓶が外れやすい。
  • 哺乳瓶を持つ側の手は添えるだけにする。力を入れない。飲みっぷりが悪かったりすると引っ張って飲ませたくなるが、最初のうちにそれをやると咽頭反射でオエってなることもあるので。
  • ミルクを飲んでいる間に途中で赤ちゃんが休憩した時も無理に飲ませない。ひたすら手を添えるだけにして、飲むのを再開するのを待つ。無理に飲ませても、最後にゲップして全部吐き出してしまって大変になることが多い。
  • ミルクを飲ませる時は、自分は壁にもたれかかる。壁際で行った方が背中が疲れない。

また、日中の寝かしつけ抱っこ対策に関する記事はこちら。

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