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【インタビューAI】リリース前後で行ったマーケ施策。実際にサービスは利用されたのか?

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はじめに

1時間の音声を15秒で文字起こしし自然な会話形式に自動変換する「インタビューAI」を開発中。

2024/10/16(水)にリリースした。

今回は、リリース前後で行ったマーケ施策を中心に備忘録記載しようと思う。

サービスリリース前にLPとGoogle Formでニーズ調査

自分の誕生日が10/1で、本当は誕生日に間に合わせるように開発を終えたかったのだが、終わらなかった。

ただ、10/1の時点で、サービスのLPに関してはある程度できていたので、LPのファーストビューの「無料で始める」ボタンの遷移先を実際のサービスのページではなく、Google formへの遷移にした。

遷移したGoogle Formではリリース予定日と、興味を持っていただいた方はメールアドレスをご記入くださいとした。

特にLPに関してプロモーションしたりはしなくて、個人のFBとTwitterで案内しただけだったのでそもそもGoogle Formに辿り着く人はいないだろうと思っていたのだが、実際には1週間で5件のメール登録があって、「仮説はあったけど実際に興味ある人いるんだ」とビックリしたし、嬉しかった。

サービス開発継続しようとモチベーションアップにもつながった。

少し脱線するが、トラクションというスタートアップ向けのマーケティングの本では、

良いサービスを作れば1人でに売れるということはない。起業家は特に技術ありきの場合は、マーケティングが疎かになってしまう。起業家は、開発に50%、トラクション獲得に50%の時間を割くべき

と記載されており、今回リリース前からマーケティングにも力を半々ほど入れられていたわけではないのだが、マーケティングにもリリース前から力を入れる必要があることに関しては認識していた。

【トラクション】スタートアップが顧客をつかむ19のチャネルに関する記事はこちら

FB/Instagram広告でABテストを実施

FB/Instagram広告として、ショート動画と静止画をそれぞれ1つずつ作成し、1日500円ずつでA/Bテストを、リリース翌日の10/17(木)より開始した。

5日後にFBよりA/Bテストの結果が出た。

想定に反して?ショート動画より静止画1枚の方がCPCが2/3程度と低い結果に。というわけで、FBの案内の通り、ショート動画の広告を止めて、静止画のみに切り替えた。

ショート動画の方は、最初の2-3秒のつかみの部分をキャッチーなイラストにしたのだがもしかしたらそれが良くなかったかもしれない。

Screenshot

とはいえ、サイトのリンククリックで28円もかかるのは高すぎるので(最新の日付だと、最適化の学習を経て18円のCPCになっていたが)、googleリスティング広告やTwitter広告などとも比較して、より最適なチャネルを見つける必要がある。

議事録AIや生成AI関連、AIを活用した業務効率化に関する記事をたくさん書くコンテンツマーケティングの方が、そもそも相性が良い気もするが。

サービスサイトをレスポンシブに対応

ヒートマップツール「Microsoft Clarity」のダッシュボードを見たところ、80%がモバイルでサイトを開いていることが分かった。

サービスサイトは違うが、「【Microsoft Clarity】のヒートマップ・レコーディングをもとにLPを改善」した記事はこちら

試しに、サービスサイトをモバイルビューで見たところ、レスポンシブ対応の考慮漏れが発覚

ナビゲーションをハンバーガーメニューに対応し、音声の種類選択のプルダウンと、「音声ファイルをアップロード」ボタンをモバイルの場合には各々一行表示に切り替えるように変更した。

モバイルで音声ファイルをアップロードして文字起こし解析を行う部分のUIUXに関してはモバイルでも問題なかった。

実際にサービスは使われたのか?

肝心の実際にサービスは使われたのか?に関してだが、10/17にリリースして、10/21朝に確認したところ、4名の方がフリープラン枠を使用していた。

アカウント作成時の私への通知を実装していなくて、リリース後、毎日確認していたわけではなかったのと、FB/Instagram広告の結果が良くなかったので、まさかお試しで使っている人もまだいないだろうと思ったが、実際にはいたのでビックリした。

今回、データベースはMongoDBを使用しており、ユーザー情報や現在の利用プラン、文字起こしを利用した時間など記録される。

ログを見る限りは、まだみなさんフリープランとして無料の30分の枠内で10-15分の音声の文字起こしを試したのみであることが分かった。

また、タイトル・小見出し自動生成機能(titlesAndHeadingsUsage)は全員利用回数0であることから、文字起こし・修正機能の方がニーズがあることが分かった(これに関しては仮説通り)。

  • お試しで使用してみたけど、こんな感じかで終わって離脱した
  • お試しで使用してよかったが、他に今文字起こししそうな音声ファイルがない

などが考えられる。1件文字起こし時点でサーバーエラーが発生していたので、そこで期待値が下がってしまった可能性もある。

もう少し様子をみようと思う。

P.S. と思っていたら、この記事を公開した2024/10/21の夕方に、無料プランを使っていただいていた知り合いの方からショートメッセージで下記連絡が来た

スタンダードプランを飛ばしていきなりプレミアムプラン利用は嬉しい。これはPMF達成とみて良いだろう!
あとは、マーケティング(主にコンテンツマーケティング)に注力して認知拡大するのみ。

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