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【EasyEDA】で作成したPCBをFusion360にエクスポートして配置調整する方法

この記事は約5分で読めます。

EasyEDAで作成した下記のPCBをfusion360に取り込んで、PCBをネコ型ロボットの筐体に配置するのを試みる。

EasyEDAからPCBエクスポートしてfusionに取り込む方法3つ

ちなみに、方法は下記3つある

1)EasyEDAからPCBを.objファイルでexportして、fusionのinsert meshで取り込む

  • ワンクリックで簡便
  • スケールが保存されない・部品が正確に再現されない(ピンヘッダーの穴が塞がって取り込まれるなど)という問題がある

2)EasyEDAからPCBをdxfファイルでexportして、fusion360のinsert meshで取り込む

  • 基盤のスケッチをスケールが保存された状態で正確にエクスポートできる
  • dxfでは3Dデータはエクスポートされないので、dxfファイルをエクスポートした後に、スケッチから基板の外形を押し出したり、部品は別途取り込んで配置する必要がある→手間

こちらの記事で紹介されている。

Importing PCBs from EasyEDA into Fusion 360 – Squix – TechBlog
I mostly use EasyEDA for PCB design: it is easy to use and ordering assembled PCBs from JLCPCB couldn't be easier (and c...

3)EasyEDA Pro editionからPCBを.stepファイルでexportして、fusionにupload

  • EasyEDA Pro editionではPCBの.stepファイルをエクスポートできる
  • 1番と2番の方法の各々の欠点をカバーしている。

結論、3番1択!!

というわけで、3番の方法を紹介する。

EasyEDAでの操作

EasyEDAのStandardからProfessional editionバージョンへmigrate

元々、私はEasyEDAで回路図とPCB作成するときに、無意識にstandard edition versionを選んでいた。Pro editionは有料と先入観が働いていたため。しかし、Pro editionも無料で使えるらしい。

Professionの横に「Free」と記載してくれよと思ったが。。

ということで、EasyEDA Standardで作成したファイルをProfessionalバージョンへmigrate

EasyEDA Pro Tutorial

Standard versionで作成したファイルが開くので、migrateしたいファイル名を選択してOKをクリック。今回はLipo充電回路搭載バージョンを選択

このように、無事Pro edition vesionにファイルを取り込めた!

PCBを.stepファイル形式でExport

File→Export→3D Fileを選択

すると、objかstepかexport形式を選べるのでstepを選択(.step形式サポートはPro版のみ)

https://prodocs.easyeda.com/en/import-export/export-easyeda-pro/index.html

Fusion360での操作

.stepファイルの取り込み

fusion360を開き、Upload→Select Files もしくは Drag and Dropで、exportした.stepファイルを取り込む。

結果はこちら。良い感じで再現されている。

基盤の縦幅が、元が38.354mmなのに対して、fusionに取り込んだ後が38.329mmと、0.025mmのずれが生じたが、許容範囲かなと。必要あればスケールして揃える。

これで終了!とても簡単!

既存デザインに取り込みたい時は、insert into current design

ちなみに、既存の作成しているデザインに.stepファイルを取り込みたい時は、取り込み先のCAD(今回だとネコ型ロボットの筐体)を開いた状態で、取り込みたいデータ(今回だと基盤)を左サイドバーのデータパネルから選択する。

Fusion Help

右クリックで、insert into current designを選択する

下記のように取り込まれるので、位置調整する

こんな感じで、無事位置調整できた。

備考:.objファイル・DXFファイルでExportした場合

方法1と方法2のそれぞれで作業した場合の結果も、備忘録として記載しておく。

方法1)EasyEDAからPCBを.objファイルでexportして、fusionのinsert meshで取り込む

猫型筐体cadに取り込むとこんな感じにorz。スケールが

概ね悪くない感じだが、いくつか問題点も残っている

1)部品パーツの穴が再現されていない。

例えばピンヘッダーの穴が.objファイルに変換した時点で塞がれてしまっている。

2)スケールが保存されない

もっと大きな問題は、スケールが保存されないこと。

pcbファイルのレイアウトをmm単位にして、fusion360のinsert meshもmm単位での取り込みに単位を揃えたにも関わらず、下記のように基盤がだいぶ拡大されて挿入されてしまっている。

方法2)DXFファイルとしてエクスポート

今回は基盤のスケールが保たれている。ただ、dxfファイル(Drawing Exchange Formatの略でベクター形式)なので、スケッチの2Dデータのみエクスポート対象となる。3Dモデルデータは含まれない。

なので、基盤の外形を押し出したり、部品は別途.objファイルを検索してinsert meshで取り込んで配置しないといけない。かなり手間である。

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